76 notes
研究の心得
筆者が東大先端研にいたときに井街宏教授の授業で聞いたものをかなり含む。
1. 下手でも気にするな。 「弱い犬ほどよく吠えるって言うけど、何にもしないよりはマシなんだぜ」(尾崎豊)
2. 良いものは真似せよ。
3. 工夫しろ。
4. 道具を揃えろ。
5. アイデアはすぐに具体化せよ。アイデアは天の恵み。だがすぐに他人に追いつかれる。
6. 論より証拠。考えるだけではだめ。
7. 専門家や本の言うことを安易に鵜呑みにするな。これらは断定的に語りがちである。
8. 自分なりの仮説を常に持て。
9. 統計結果を結果と思うな。それが何を意味し、何に使えるのか、生産的に考える。
10. 逃げ腰は禁。弱気で成功する研究など、もう残っていない。
11. 自分の専門を限定するな。
12. 包括的に考えろ。鳥の視点から見渡す。
13. 凝るな。凝ったアイデアより素朴なアイデア。問題に突き当たったら、直接的で露骨な力技に走るよりも、問題の前提を洗い直す。問題を分解する。「AもBも行うもの」は得難いが、バラバラにできるなら簡単になる。いっそAなしでBは出来ないか。思考の惰性を無くす。
「複数の新しい変化を、いっぺんに試すな」 (The Edsel Edict, Gerald Weinberg)
散歩法のやり方
準備:脳に課題をインプット
考えるべきことをメモ書きする。キーワードを矢印や線で結んだ、チャート図の出来損ないみたいので充分。字は汚くてよい。
散歩実行
支障のない範囲で歩く。
机の側をうろうろでもよいが、新規な環境をずんずん歩く方が効果的である。
ちょっと遠いトイレ、遠くの店、住宅地、デパートなどを歩く。
出発前と休憩時にはメモを見返す。
いつ閃くか分からないので、紙とペンは常に携行する。
裏技:紅茶を飲む
利尿作用が強く、トイレに立たねばならなくなる。強制的に散歩になる。
もうひとつ有力な発想法は、「人に教える」ことである。煮詰まっている問題について、他人に向かってレッスンする。レッスンといってもあまり格式ばらなくても良い。自分の考えのデバッグができる。
プレゼンであがらない方法
あがること、つまり不安神経症の克服には、「フランクル回想録」や「死と愛—実存分析入門」に書いてある方法がおススメである。
手順その1【不安の正体への洞察】: 「不安感情を持って発表を行ってはならない」などと一体誰が決めただろうか?「一字一句、言いまちがえてはいけない」という法律でもあるのか?
手順その2【逆説的自己暗示】: 「私の発表はぎこちないだろう。いままでも、そうだったのだから。今日もそうなるだろう。緊張で舌が回らなくなる!汗が滝のように出る!よし、今日は1リットル汗を流してやる!聴衆がびっくりして凝視する!そこへたたみかけるように、支離滅裂な説明をぶつけてみる!思わず、『とにかくゼータ関数の非自明な零点がナッシュ均衡を意味するのです!』と口走ってしまうに違いない!救急車が呼ばれる!でも俺は止まれないだろう!どうだ、まいったか!人間がどこまでプレゼンでトリップできるか、見せ付けてやれ!」と自己暗示をかける。(映画「ビューティフル・マインド」より)
効き目はあるの?: 「フランクル回想録」によれば、尋問中の親衛隊将校に教えてあげたら効いたらしい。そのお礼なのか、フランクルの家族は、最後の番で、強制収容所送りになった。
「ある広場恐怖症患者は、家を出るときに玄関の鏡の前で、自分の姿に向かって帽子をあげて、『では私のノイローゼと一緒にこれから出かけてまいります』といって自ら笑ったという。このようにして、症状に対して態度を変え、距離をとることができたのである。」(フランクル「死と愛」)
moji:
@连写字例
人的生命 是有限的 可是为人民服务
是无限的 我要把有限的生命 投入到无限
的 为人民服务之中去。(via 『漢字快写法』 - しろもじメモランダム)
横書きの連綿